アカイモリ企画

両生類とは水でも陸でも生きれるということでなく水と陸がないと生きられないものたちです

「レンタルなんでも見たい人」という提案

世の中には、自分がチケット代払ってでも推しや作品を布教したい人と、

色んな芸術に触れたいのに財布が厳しい人がいる……

ということで「レンタルなんでも見たい人」

というTwitterハッシュタグと、申請シートを考えてみました。

 

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レンタルなんでも見たい人シート

これを思いついたきっかけ

元は、以前のブログにも書いた

「他の人の分のチケット代出せるシステム」から派生した発想なのですが。

nendy.hatenablog.com

今もすでにいくつかの団体で「カルベートチケット」的な名称で

運用がされている、ということを知ったワタクシ。

 

「でもこれ、推し団体が実施してくれないと何もできない!」

 

ということに気づく。

どうしたものか……

Twitterで話題の「レンタルなんもしない人」さんでも呼ぶか……

 

 

 

 

と、ここで気づいた。

「レンタルなんもしない人」さん以外にも

「お金払ってくれるなら布教されていい」って人はいるのではないか?

いわゆるチケプレ感覚で観てくれる人はいるのではないか?

 

というわけで、チケット代を払ってでも布教したい人と

チケット代を払ってもらえるなら観たい人のマッチングタグを考案しました!

 

 募集するメリット

「えっ、なんでチケ代出してくれるの、こわい」と感じる人もいると思うので

チケ代出す側のメリットを列挙しておきます。

・入場者特典が2つ入手できる(映画など)

・客席が埋まる

・推し俳優のチケットバックが増える(小劇場など)

・おひとり様X個限定の物販が2人分の個数買える

・行けなくなったチケットを譲れる

・友達が同行できなくなったときに同行者を探せる

・全然興味ない分野の人からの感想が聞ける……かもしれない

・次は自分でチケット買って行ってくれる……かもしれない!

・オタ友が増える……かもしれない!!

 

注意した方がいいなと思うこと

使用する場合、いわゆる「SNSでのお取引注意事項」周りのことは

基本的に全部気を付けた方がいいと思います。

(連絡先交換はどこまで、同時入場可能かetc.)

そのあたりは一応シートでもフォローするようにしました。

 

また、対象に「同性のみ」を選べるようにしたのは

「チケ代出したんだから代わりにXXして」などの後出しの取引を

あらかじめ回避できる選択肢を入れるためです。一応。

 

ちなみに最近ツイッタランドでこういう案件も発生してるから気を付けてね。

otakei.otakuma.net

 

あっ、あと、未成年者は必ず自己申告しましょう。

また、レンタル見たい人さんをレンタルする人も必ず

未成年かどうか、未成年の場合親御さんの了承を得てるかは事前に確認しましょう。

未成年者略取になっちゃう。コワイ。

 

私が具体的に使いたいと思った瞬間

私、年代果林が、こういう人がレンタルできたらなと思ったのは

大好きな『えいがのおそ松さん』という作品が

毎週週替わりで来場者特典全6種クローズドとかをやって

友達を誘いまくっても限界があった瞬間でした。

しかもその映画、あと数万人で、来場者数達成記念コンテンツ公開だったのに

首都圏での上映期間が終わってしまったのです。

66万人に届けてやりたかった……。もっと布教できてたら……。

映画のチケット代なら全然払うのに……。

なんなら未使用のムビチケがまだまだあるのに……!

そんな時に、このシステムを思いついたわけです。

だから発想自体は、オタクとしての自分の立場からでした。

 

でも、先述した、小劇場や舞台界隈のオタにいる

「ほかの人のチケットも出したい人」の存在もずっと頭にあって。

そんなわけで、チケットが絡むコンテンツすべて幸せになれ!と思い

とりあえず発信してみたわけです。

 

お金をかけない「お試し」の可能性 

先日活動休止を発表して、演劇界隈が大きくざわついた

演劇集団キャラメルボックス

 

いろんな方がキャラメルの集客手段が斬新だったことを回顧していました。

その中にあったもので印象的だったのが

「本物の舞台はもっとすごいからVHSをダビングして友人と共有して」

というスタンス。そうすることで沢山の人がキャラメルボックスと出会えた。

 

時は令和。

YoutubeTwitter、マンガアプリ……

コンテンツはお金をかけなくても楽しめる時代。

そしてだからこそ、無料では享受できない

舞台芸術や映画館での映画、ライブに価値を見出す人もたくさんいる。

 

映画は予告編やトレーラーがだいたい無料で公開されてます。

音楽もPVが無料で視聴できることがほとんどです。

舞台、とくに小劇場はこれがシブい。

さらにいうと、用意した割に予算をかけなかった結果逆効果だったりも……。

 

じゃあ、無料でとりあえずお試ししたい人をどう呼び込むか。

チケットプレゼント、というのはひとつの手だと思うのです。

 

さらに今回想定しているものは

「プレゼンしたい・布教したい人から贈られるチケット」なわけです。

特別な体験になるんじゃないかな、と。

その世界にもう少し足を踏み入れようと思ったときにガイドもいるわけですしね。

 

色々思いついたら追記していきます~。 

  

【宣伝】

過去にはこういうものも作ったから

よかったら布教時につかったり、

布教されたものへの感想を伝えるのに使ってみてネ。

nendy.hatenablog.com